
Kinukawa Kimura Works.
――戯曲を公開しています。
『 抱き合うだけではまだ足りぬ 』(2025年版) 女性3名・男性1名 上演時間:60分
「当たり前」ってなんだろう。
私とあなたを区別するもの、それは一体なんだろう。
走って跳んで踊って眠って、打ち壊そう、81億の壁を。
『 美化の日 』(2025.1) 女性4名 上演時間:60分
学校周辺の清掃活動に参加した生徒たち。
駅前担当の芽衣、飯田、未良、泉の4人は、話に花が咲いてゴミ拾いが進められない。
咲いた花は苦痛や怒り。日々女性たちに投げつけられるゴミのような行為や悪意に、
終止符を打つのは観客であるあなた。
『 夏の延滞 』(2025.2) 女性4名 上演時間:60分
8月上旬。冷房の効いた快適な図書室。
受験勉強に身が入らない雛乃と瑠衣は、窓の向こうにあり得ないものを見る。
滞っていたあの夏の日が、帰ってきた。
『 制服の落下点 』(2017) 女性4名 上演時間:約50分~
渡邉、まぁこ、ミレー、ポンの 4 人は“落下点”に集う。
飛び降りて亡くなった“マユミ”に思いを寄せて、
いま生きる私たちを“感じる”。

『 学習室 』(2025年版) 女性5名・男性1名・不問1名 上演時間:60分
学習室に集まる生徒たち。
他愛もない話から始まる、放課後の学習。
『 潔癖と献身 』(2018→2025) 女性3or4名・男性1or2名 上演時間:約60分
綺麗、汚いってどういうこと?
いつだって外面が、行動が、私たちを支配している。
そんなやるせない高校二年の昼休み、私たちは出会った。
『 波上の放課後 』(2025年版) 女性6名・男性2名 上演時間:60分
9 月の演劇大会のため、台本を書くことに決めたハルカ。
彼女の中で揺れる波、うねりが、周りのみんなを飲み込んでいく。
双極性障害(躁うつ病)をもつ高校生とその家族、部員たちとの繋がりを描いた。
『 わたしが産まれる 』(2020.3) 女性5名・男性3名 上演時間:100分
誰にも言えなかった。あの日、誤解させてしまった私が悪い。
そう自分に言い聞かせることしかできなかった。
今でも〝あの男〟は、私の中から消えてはくれない。
からだをえぐられること、安心や幸福を奪われること、感情を殺され、埋葬させられること。
〝ジェンダーギャップ指数〟121位の日本、その片隅で生きる、16歳の旅が始まる。
各タイトルを選択するとPDFで開かれます。
戯曲-Kinukawa Kimura/中学・高校演劇脚本
X:木村 繚真